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2024.02.20

ホテルシステム

ホテル管理システム(PMS)おすすめ一覧!選び方のポイントも解説

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ホテルや旅館などの宿泊施設で、予約や客室管理などの機能を果たしてくれているPMS(Property Management System)は、メーカーによって様々な機能性やメリットがあります。

パソコンメーカーが親会社であるPMSは、その強さを生かしチェーン展開や、様々なシステムと連携し、開発からサポートしてくれます。

また、最近登場したPMSは、DX化等のスマートチェックインや、クラウド型にすることで、どこでも業務を確認できるなど、効率化を意識した仕様になっているのも特徴です。

この記事では、PMSのメリット、PMSを選ぶときのポイント、宿泊規模に適したPMS、などについて紹介します。ぜひPMS導入の参考にしてください。

ホテル管理システム(PMS)とは

ホテルシステム(PMS)とは

ホテル管理システム(以下、PMS)は、Property Management System(プロパティ・マネジメント・システム)の略称で、国内外問わず、様々なホテル・旅館で使用されているシステムです。

近年では、OTAと呼ばれる「じゃらんネット」や「楽天トラベル」等と連携するサイトコントローラーがあり、PMSと連動することで自動で予約を取り込む事ができます。

また、客室を管理し、ホテルや旅館で働く人たちへ様々な情報を伝達できるPMSでは、アレルギー情報を共有したり、リピーター情報を共有したりすることができ、エクセル管理や手書きで手配をしていたことも、システムを通して各部門へ連絡する事が可能です。

最近は、クラウド型PMSが主流になっており、ハウスキーパー様とシステムを通して指示を出すことができるのも特徴です。細かなデータ分析も可能なので、マーケティングやレベニュー業務にも役立ちます。

PMSは、ペンションや民宿の小規模施設から、300室を超える大規模ホテルまで、様々な宿泊施設が導入をしています。

ホテル管理システム(PMS)の主な機能

ホテルシステムの主な機能

ここで、ホテル管理システム(PMS)の主な機能について紹介します。宿泊施設を運営するにあたって、どのような機能があると望ましいのかもチェックしておきましょう。

機能名機能の内容
予約管理顧客の予約情報を入力し、客室の残室を管理
顧客管理電話番号の顧客データ、アレルギー情報などを管理
宿泊システムチェックアウトやチェックインをする機能
施設管理会議室などの客室以外の会場や施設を一元管理
料理管理レストランや調理部門と受注した食数について共有
手配品管理車いすや、数に限りがある貸出備品などの管理
帳票管理売上や稼働率などを集計しホテルの経営状況を把握
会計・売掛請求書の発行や旅行代理店などとの精算確認に使用
分析ゲストの特徴などを分析し、マーケティングに活用

予約管理

電話予約のゲスト情報入力や、インターネットからの予約を自動で取込み、客室在庫のコントロールを行います。残室が一元管理できるので、オーバーブッキングに注意をしながら、数年間分の予約管理を行う事ができます。

顧客管理

複数回、ご来館頂いているリピーター様や、アレルギー情報などを記録します。スタッフでゲスト情報を共有し、より快適にご滞在できるよう対応します。顧客情報をスタッフが共有することで、顧客満足度も上がりリピーター増にも繋がります。

フロント業務支援 (宿泊システム)

チェックイン登録やチェックアウト時に使用します。ゲストとの精算はもちろん、ハウスキーパーへ清掃指示を出したりするルームインジケーションなども宿泊システムの一つです。

施設管理

レストランや会議室、貸切風呂など、客室以外の館内付帯施設を一元管理できます。エクセルで管理をしているとファイルが別々になり、把握がしづらくなりますが、システムで一元管理できると予約や利用の確認にとても便利です。

料理管理

会席料理やバイキングの食数など、日々のレストランでの食数管理を行います。FB部門に対して、キャパオーバーの受注が発生しないよう管理できます。円滑な部門間連携をするには必須なシステムです。

手配品管理

車イスが必要、ベッドガードの準備が必要など宿泊に際して、事前に客室に準備しておく物や、特殊な手配が必要な物を管理します。

帳票管理

1日の売上内訳を表示したり、手配や料理管理で入力した数値を1週間や1ヶ月単位等で確認をする事ができます。総支配人や経営陣と現場スタッフで同じ帳票を管理する事で、数値管理の意識を揃える事ができます。

会計(売掛システム)

現金、売掛金、バウチャー精算、ポイント利用分など、宿泊システムと連動し、ホテル内での売上を記録し、請求書の発行など、経理部門のサーポートに徹したシステムです。

分析

レベニューマネージメントをする為に必要な指標や、ADR、RevPAR等の分析、ブッキングカーブなど、最近のホテル管理システム(PMS)には標準で付いているものも多くなってきました。フォーキャストミーティング予測やレベニューマネージメントでお悩みの方は、PMSを見直す事で、業務がスムーズになるかもしれません。

ホテル管理システム(PMS)のメリット

ホテルシステムのメリット

ホテル管理システム(PMS)には、様々なメリットがあります。中でも以下の3つは、PMS導入の大きなメリットです。

  • 業務の効率化
  • 顧客満足度の向上
  • データ収集と活用

これらのメリットについて、ここから紹介します。

業務効率化が図れる

ホテル管理システム(PMS)を導入していない宿泊施設では、紙ベースで予約管理をしたり、エクセル等で管理をしていますが、PMSを導入することで、予約の一元管理がとてもスムーズになります。

また、近年主力となっているOTAについても、サイトコントローラからの予約通知を自動で取り込む機能が標準化されてきています。

顧客情報の記録、マーケティングをする為のデータ分析なども、ホテル管理システムを導入すれば、処理が簡単になります。結果、スタッフが手作業で管理していた業務が自動化され、大幅な業務効率化に繋がるでしょう。

また、PMSは様々なアプリケーションやソフトと連携もできます。たとえば、デジタルサイネージや非接触チェックインアプリと連携して、部屋の鍵を自動で施錠解除したり、お客様のスマートフォンからチェックイン手続きも可能です。

現在実施している業務の効率化はもちろん、様々な効率化を目指すきっかけになってくれます。

顧客満足度が向上する

ホテル管理システム(PMS)では、様々なゲスト情報を記録できます。住所や電話番号をしっかり記録できれば、ノーレジカードでお客様をお部屋へお通して、特別感を演出することができます。

また、お客様のお好み、クレームやアレルギー対応などを記録できれば、事前に手配できたり、再発防止ができるため、スムーズな対応が可能です。

こういった情報をスタッフ全員が共有することで、よりお客様に寄り添った対応ができるでしょう。

データを蓄積して活用できる

ホテル管理システム(PMS)には、データを分析できる機能もあります。予約情報、出発地、男女内訳、顧客属性、一部屋あたりの宿泊人数などを、マーケティングに活用することも可能です。

また、蓄積したデータを使うことで、より効率的な販促活動を行う事ができます。データの分析方法や、どこまで細かい数値まで分析できるかは、ホテルシステムによって異なります。どういった分析がしたいのか、どのような数値を見たいのか、これらを明確にしてからPMSを選ぶと良いでしょう。

ホテル管理システム(PMS)を選ぶときのポイント

ホテルシステムを選ぶときのポイント

ホテル管理システム(PMS)は日本製から海外製まで、様々な種類のものがあります。

そこで、PMSを導入する際は、以下のポイントを押さえておくと良いです。

  • 施設の規模に見合ったシステムか
  • サイトコントローラーと連携可能か
  • 自動チェックイン/自動精算機と連携可能か
  • セキュリティは強固か

これら4つのポイントについて、詳しく解説します。

施設の規模に見合ったシステムか

100室を超える大きなホテルか、10室以下の宿泊施設かなど、保有客室数に合わせてシステムを選定する事も大切です。

以下のように、宿泊施設の規模によって必要になる機能も異なるため、その点も把握しておきましょう。

施設規模必要な機能
大規模施設・何百室という客室数を管理する為、より複雑なルームタイプに対応でき、集客数に見合ったレストランなどの付帯管理ができる機能
・集客するために、マーケティングやレベニューに適した分析画面が付属していることも重要
中規模施設・お客様の要望を一覧で確認できる帳票出力
・1週間単位以上で料理集計ができる機能
小規模施設・予約入力やチェックイン・チェックアウト機能

大規模なホテルになるほど、団体から個人まで様々な属性のお客様を獲得する必要があります。団体客を扱う宿泊施設ならば、団体処理などに向いているかも重要です。

また、処理する部屋数が多くなると、それだけ手配項目も増えていきます。その分、初期導入費やランニングコストも上昇する傾向にあるため、施設規模に見合ったシステムを選定することも大切です。

サイトコントローラーと連携可能か

近年、サイトコントローラーによる予約管理は、宿泊施設にとって必要不可欠です。

最近のホテル管理システム(PMS)は、サイトコントローラーとの連動が可能となっていますが、システムによっては別料金ということもあります。また、大手のサイトコントローラーのみ対応、という場合もあるので注意が必要です。

ですが、PMSとサイトコントローラーを連動させることで、予約のオーバーブッキングを回避することができます。また、フロントスタッフによる予約管理業務も必要最小限となるため、業務効率化にも繋がるでしょう。

人件費を抑えながら利益率の向上も期待できるため、サイトコントローラーとの連携は視野に入れておきたい項目です。

セキュリティは強固か

ホテル管理システム(PMS)は顧客情報を取り扱うため、セキュリティはとても重要なポイントです。

社内LANでしかアクセスできないといったセキュリティ対策をしている施設もありますが、最近はクラウド上で管理するPMSも増えてきています。

また、外出先からアクセスする機会も増えてきているため、用途に応じてセキュリティ対策がされているかを確認しておきましょう。

さらに、個人情報の取り扱いやインターネットセキュリティについて、各従業員への教育・啓蒙も大切なポイントです。

おすすめホテル管理システム(PMS)12選

おすすめホテルシステム

ここからは、おすすめのホテル管理システム(PMS)について、以下のシステムを紹介します。

サービス名特徴
Check lnnサイトコントローラー、自社予約エンジンまで一体型で予約業務・フロント業務・売上管理を一括で対応可能
HMS AG3セルフチェックインや清掃管理のサブシステムまで充実。DX化を目指す施設にはおすすめ
宿OH!Pro帳票台帳は88種類以上、ハイレベルな運用も可能な大規模ホテル向け
GLOVIA smartホテル富士通開発のPMS。様々なチェーンホテルにも対応可能で、売上利益の最大化も期待できるシステム
ストーリーホテル ストーリー旅館 アシスト細かな顧客管理からフロント対応まで可能。旅館向け
HOTEL SMART月額3万円から利用できる。無人チェックインや、業務管理系のシステムとも連携できる
Air Host非対面、非接触のチェックインソリューションが充実した宿泊システム
INCHARGE7業務状況がいつでも見える効率化を優先
NEHOPS営業系、管理系等のシステム連携に、ホテルの運営形態を問わず使用できる統合型のシステム
innto様々な管理が可能。直感的な操作とクラウド型の利便性で、様々な宿泊施設で使用できる
はなぶさCloudナバック社製品。クラウド型に特化したシステム
Oracle Hospitality OPERA世界90か国で使用され、24時間体制のサポートも充実

ここからは、これらのPMSについて具体的な特徴やメリットなどを紹介します。

各PMSで使える機能や費用なども異なります。必要としている機能があるか、予算に見合うかなどチェックしてみてください。

Check Inn

Check Inn

CheckInnはPMSにサイトコントローラーと自社予約システムが一体型になった新しいシステムです。

オールインワンシステムのため、ツールにかけるコストを抑えることができます。

利用されている宿泊施設では、一棟貸しのヴィラや50室以下のスモールラグジュアリーホテル・ブティックホテルなど、小中規模の施設に多くご利用されています。

また、一体型として予約情報の転記業務や、電話予約での在庫変更、OTAの自動ポイント集計など日常業務を大幅に削減することができます。

他にも、公式ホームページで予約を取る自社予約システムも併せて利用することができるため、デザインの統一性やGoogle連携などのメリットも含め、自社予約比率の向上に貢献します。

オールインワンツールだからこそ、一つの管理画面により業務の効率化を図るだけでなく、誰でも簡単に使うことができるシステムです。

費用:初期費用0円 月額料金18,000円〜

→Check Innの公式HPはこちら

HMS AG3

PMS等のシステム開発をしている株式会社スニットコンピュータの製品です。

MSLightとAG3がありますが、ここでは大型施設向けのAG3について紹介します。団体予約管理の機能が充実しており、料理管理や手配管理の機能も充実しています。

顧客分析でも、集計区分を細い条件で検索する際、対象の旅行代理店も選択できるため、細かな状況確認でも、わざわざCSVやエクセルに落とさず、PMS内で見ることができます。

また、インジケーターも見やすく、現場のスタッフが使いやすいように作られたシステムです。

費用:要問い合わせ

→HMS AG3の公式HPはこちら

宿OH!Pro

ホテルレストランショーでもよく見かける株式会社ナバックの製品です。自社直営旅館を運営する経験から作られたPMS「宿OH!」シリーズは部屋数に合わせて3種類あります。

宿OH!Proは、300室などの大規模ホテルにも対応したシステムです。特徴は「はなぶさクラウド」という独自のクラウドシステムで、様々なデータをクラウドに保存することができます。

予約業務に特化した機能に力を入れており、CTI連動や、サイトコントローラとの2WAY機能も充実、標準機能だけでも便利な機能が多いですが、オプションで宴会システムや婚礼システムも連動が可能です。

費用:要問い合わせ

→宿OH!Proの公式HPはこちら

GLOVIA smartホテル

富士通のPMSシリーズです。今回はホテルタイプの紹介ですが、GLOVIA smart旅館というシステムもあります。

GLOVIA smartホテルは、チェーンホテルに向いているシステムで、一括で予約データの管理や本部から予約状況の確認なども可能です。また、そのホテル独自のカスタマイズにも対応できるので、独自の会員システムなどがあるホテルも導入しやすくなっています。

レベニューマネージメントに必要な情報や属性分析の画面も見やすい画面の為、売上拡大にも繋がりやすいシステムです。富士通というパソコンメーカー大手のPMSというのが、心強いポイントです。

費用:
クラウド型  初期費用198,000円より   月額費27,000円より
パッケージ型 初期費用2,000,000円より 月額費24,000円より

※各台数や環境、オプションで変動するため、要問い合わせ

→GLOVIA smartホテルの公式HPはこちら

ストーリーホテル ストーリー旅館 アシスト

新南情報システム社による旅館系PMSです。

見やすい画面やクラウド型も導入され、外部から営業担当が残室確認をすることも可能です。また、入力ミスのアラートや外注ケーキの手配ミス防止など、ヒューマンエラーを防止する為の機能も充実しています。

一般的な分析機能はほぼ標準装備されていますが、独自帳票にカスタマイズすることも可能です。

費用:要問い合わせ

→ストーリーホテル ストーリー旅館 アシストの公式HPはこちら

HOTEL SMART

様々な業態に合わせられる次世代型のPMSです。

デジタルトランスフォーメンションに特化し、PMSとしての機能はもちろんのこと、モバイルチェックイン機能もついており、無人化ホテルでのチェックイン対応が可能となるシステムです。

PMSの画面はスタイリッシュで、見やすいシンプルな画面です。また、サイトコントローラとの連動や、部屋割機能など、一般的な機能は充実しているため、無人化での運営など、新しい宿泊ビジネスにも活用できます。

費用:初期費用100,000円より 月額費用29,800円より

→HOTEL SMARTの公式HPはこちら

AirHost

ホステル、ゲストハウス等のエアビーや民泊での対応に適したシステムです。

クラウド型システムの為、民泊やゲストハウスのように、少し現地と離れた所で分析作業など行うのにも便利なシステムです。

画面もスマートな構造で清掃管理や清掃指示指示もわかりやすく、委託業者への依頼も安心して依頼できます。

また、PMSの中でお問い合わせメールを一元管理化し、自動対応を設定る事も可能で、お客様へきめ細かな対応をしつつ、売上対策もしっかり立てることができるシステムとなっています。

費用:月6,000円より(各オプションや部屋数で変動する為、要問合わせ)

→AirHostの公式HPはこちら

INCHARGE7

大手旅行会社JTBの子会社、JTB BUSINESS INNOVATORS Corpの製品です。

このシステムもクラウド化が進み、コスト削減や、業務効率化、セキュリティの強化が図られています。セキュリティ面では、マイクロソフトと連携しており、不正アクセスや情報漏洩からデータを守ってくれます。また、データセンターを完備しているため、有事の際でもデータは安全です。

各画面も見やすく、ドラック&ドロップでアサインができ、ワンクリックでチェックアウトもできます。業務の効率化と強固なセキュリティーが特徴のPMSです。

費用:要問い合わせ

→INCHARGE7の公式HPはこちら

NEHOPS

NECが開発したPMSで、一般的な機能はもちろん、様々なオプション機能を準備しています。中でもダイナミックプライシングは、在庫数に合わせて、自動で価格調整をし、適正価格でOTAへ展開します。

これまで、レベニューマネージャーや人により判断が必要だった部分をPMSと連動することで、スムーズなレートコントロールを実現しました。

また、ルームマネジメント機能では、ゲストの好みに応じた空調管理が可能です。

その他、サイネージと宴会システムを連動させるなど、ホテル内の様々なシステムがPMSと連携して業務効率化を実現できます。

費用:要問い合わせ

→NEHOPSの公式HPはこちら

innto

直感的な操作が可能なシンプルな画面、そして導入しやすい価格面が魅力のPMSで、カプセルホテルやビジネスホテル向けのシステムです。

現在、エクセル管理や紙ベースでの管理をしている施設で、PMSを試してみたいという宿泊施設におすすめです。

初期導入費は0円、1ベッドあたり199円のシステム利用料金から使用できます。宿泊システムや予約管理、帳票機能も備わっています。

費用:月額1ベッド199円〜

→inntoの公式HPはこちら

はなぶさCloud

50室ほどの規模を管理するのに適したPMSです。

パソコンにシステムをインストールすれば、サーバーなしでもPMSを使うことができます(3台まで)。

余分な機能はカットされており、誰でも操作ができるシンプルな機能です。まずは、最小限機能の「はなぶさCloud」を導入してから、徐々に様々な機能を連携していく使い方でも良いでしょう。

費用:要問い合わせ

→はなぶさCloudの公式HPはこちら

Oracle Hospitality OPERA

OPERAシリーズは世界中に導入されているPMSで、あらゆるホテル規模に対応しています。

宴会、売掛システムとの連動はもちろんですが、100%リモートで稼働管理を実現したりと、様々なオプションシステムが魅力です。より詳細な顧客管理ができる点も、世界中のホテルからも高く評価されています。

費用:要問い合わせ

→Oracle Hospitality OPERAの公式HPはこちら

小規模向けおすすめホテルシステム4選

小規模向けおすすめホテルシステム

ここからは、小規模施設向けのホテル管理システム(PMS)を4つ紹介します。

サービス名特徴
Check lnnPMSにサイトコントローラーと自社予約システムが一体型により、業務効率化が可能。オールインワンで月額料金18,000円〜のため、コスト削減も可能。
Staysee無料でスタートできるシステム。直感的な操作が可能
accommod使いやすさを重視したシステム。24時間365日のカスタマーサポートが充実
minpakuIN民泊専門ともいえる民泊事業者に特化したシステム。民泊だからこその、こだわりの機能が充実
宿OH!ナバック社製品の小規模施設向けシステム。必要最小限の機能で、予約をコントロール可能

コストも比較的リーズナブルなものが多いので、ぜひ検討してみてください。

Staysee

Stayseeは、無料でお試し利用ができる宿泊管理サービスです。旅館やホテル、ゲストハウスまでさまざまなプランがあります。

初期費用はかからず、ライトプランだと月額980円から利用できます。すべての機能を利用しても月額9,980円ですから、コスト面では非常にメリットがあります。

費用:ライトプラン月額980円〜(1ケ月無料プランあり)

→Stayseeの公式HPはこちら

accommod

メインターゲットを50室以下の宿泊施設にしているPMSです。

オールインワンタイプで、自社予約エンジンの「e-concierge」(イーコンシェルジュ)が標準装備されています。

宿泊管理についても、できる限り一画面にまとめられており、総合的に予約管理ができるようになっています。ルームインジケーター画面からチェックインをダイレクトにかけたりと、スタッフが使いやすいように作られているのもポイントです。

費用:
プランA初期費用0円 月額料金 宿泊料金の1%(最低3,000円)
プランB初期費用0円 月額料金 1〜30室25,500円より

→accommodの公式HPはこちら

minpakuIN

民泊向けのフルチェックインシステムです。

チェックインだけでなく、OTAサイトからの予約をサイトコントローラーを経由し、minpakuINクラウドへ連携させ予約管理も可能です。

民泊に対応しているので、宿泊業のプロでない方でも利用しやすくなっています。スマートロックとも連携しているので、安心して部屋を貸すことができます。

コンプライアンス対応機能も充実しており、パスポート管理や定期賃貸借契約など、運営者が安心して使用できるようになっているのも特徴です。

費用:月額5000円〜

→minpakuINの公式HPはこちら

宿OH!

株式会社ナバックの製品で、先に紹介した宿OH!Proよりも部屋数を絞り、パソコンが苦手な方でも操作できるようにシステム構築されたPMSです。

一画面の中で確認ができるように項目が配置され、ステイとアウトの予約情報は画面全体の色を変える事で、視覚的にもわかりやすい画面になっています。

予約時もルームインジケーション画面から空室をクリックして、そのまま予約できるなど、パソコンが苦手なスタッフでも扱いやすいです。

費用:要問い合わせ

→宿OH!の公式HPはこちら

まとめ

まとめ

ホテル管理システム(PMS)には、小規模向けのシステムから、300室を超える大規模施設向けまで、様々な種類があります。また、PMSを提供している会社によっても、重視するポイントが異なっています。

そして、レベニューマネージメントや顧客サービスなど、宿泊施設として不足している部分を補ってくれるのもPMSのメリットです。

PMSを導入するにあたっては、どの機能を必要としており、使える予算はどれくらいかなどを、あらかじめ決めておきましょう。

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